治安が良いと言われるオーストラリアですが、一説によるとPerthの犯罪率は日本の16倍だそうです。
世界的に見ても、日本ほど治安のいい国は珍しいんですね。
初期の平和な私の頭では「治安の悪さ=スリ」になっており、置き引きやスリにとても気をつけていました。
しかし荷物を置いたまま席を離れるオージーはかなりいます。
まだ置き引きやスリを見た事はないですが、私はちょっとトイレ行く時でも絶対に荷物は全部持っていきます。
念には念をね。だってスリあったら嫌じゃないですか…。
今回は、実際に住んでみて感じているPerthの治安の悪さをご紹介します。
1:シティ内にたくさんの浮浪者

これは治安の悪さというか、Perhに来て最初に驚いたことです。
むしろシティから離れるほど見なくなっていきます。
こちらでは、ホームレスの方にお金や食べ物を渡す事も珍しくないので、シティにいる方が効率がいいのでしょうか。
シティ内では無料のバス(CAT)も走っているので、バス車内でもよく見かけます。
2:昼間の図書館近くでクスリ

昼間図書館に行って帰り道にふと横をみたら、道端で普通にクスリを吸っていました。驚いた。
「North Bridge」呼ばれる地域(シティの北)に飲み屋やクラブが集まっている場所があります。
夜は治安が悪い(女の子1人歩きは止めた方がいいレベル)と聞くのですが、図書館・美術館・博物館のCultural CentreもこのNorth Bridgeにあります。
なんでだよ、分けなよ。ま、昼は治安いいんですけどね。
でも、たまにクスリやってる人もいます。子どももたくさん来るのにね。
3:街中でのケンカは当たり前

Perthに来てから、街中でのケンカは2~3回は見ました。しかもメインストリートで。
警察が来て連行される場面もたまに見ます。
友達は、目の前で泥棒が走り去る所を見たそうです。
4:バス車内のケンカに遭遇した

まずバス内でカップルが喧嘩を始めて(アボリジニのカップルかな?)
彼氏が彼女の頭を肘打ちしたり、頭をつかんで棒にぶつけたりしていました。(恐ろしや)
彼女も怒ってビール瓶を彼氏に投げつけ、その瓶がこちら側に飛んできて、中身のビールが
乗客にかかっちゃったんですね。
そしたら、私たちの隣に座ってた若者の少年がものすごく怒りだして…。恐ろしや〜
カップルも謝らないしで、車内で永遠に喧嘩してました。他の乗客は全員空気になっていました。
文化の違いを経験できた貴重な体験でした。(という事にしておきます)
5:お酒に薬を入れられる

「飲みに行ったら、自分のお酒から目を離さない方がいい」とよく聞きますよね。
知らない人からもらったお酒も飲まない方がいいそうです。
これは、オーストラリアの話ではないのですがバーテンが薬入れる事もあるらしいです。
もう何を信じたらいいのやら…(°_°)
Perthに住む日本人の知人は、飲み行ってお酒を一口のんで倒れたそうです。恐ろしや〜。
自分の身は自分で守る
コロンビアの友人と話している時に「Perthは治安が悪いね」と言ったら、「え?どこが?めちゃくちゃ治安いいよ」と言っていました。
世界的に見たら、オーストラリアは治安が良い方なのだと思います。
しかし、「治安が良い」と言われているオーストラリアでも、色々な怖い事はたくさんあります。
あっ、防犯ブザーを見える所につけておけば「私は防犯してます」という証拠になって変な人が近寄ってこないと言われた事があります。
しかしオーストラリアの人は、防犯ブザーを知らないそうです。なので、変なキーホルダー付けてるなくらいにしか思われていないそうです。笑
でも、あるにこしたことはないし、いいのではないでしょうか。安心だし。(一回も使った事ないけど。)
男狙いの人もいるから、自分は男だからって安心できないですよ。特に日本人男性は弱いと思われてしまっているので(;;)
自分の身は自分で守りましょう!

