語学学校は毎週クラスが変わるコト等、普通の学校とは違う点がいくつかあります。
12週間で中級から上級まで4段階クラスが変わった体験を元に、実際の国籍比や語学学校の仕組みをご紹介します。
また、ワーホリでよく議論になる「語学学校は行くべきか?」についても考えてみました。
あくまでも私が通っていた語学学校の例なので、参考程度にご覧ください。
語学学校の仕組み

普通の英語コースの場合、だいたいどの学校もBeginerからAdvanceまで数段階のレベルに分かれていると思います。
- Beginer
- PreintermediateA
- PreIntermediateB
- IntermediateA
- IntermediateB
- UpperIntermediate
- Advance
(Beginer=初級 Intermediate=中級 Advance=上級)
その時の生徒数によって、Upper/Advanceのような中間のクラスが出来る時もありました。
ちなみに日本ではA→Cの順番で良い成績だけど、オーストラリアは逆でC→Aの順番で良い成績です。
そして毎週月曜日か金曜日(先生によって違う)のテストで、次の週のクラスが決まる仕組みになっています。
3ヶ月でどのくらいクラスが変わるのか?

入学当初のクラスは、IntermediateAでした。日本語で言ったら中の下のようなクラスだと思います。
12週間での私のクラス変化は、次のような感じです。
- IntermediateA
- IntermediateB(この期間が長かった)
- UpperIntermediate
- IntermediateB
- UpperIntermediate
- Advance
改めて見返すと、何回もクラスが変わっていますね。
実際に周りを見た体感としては、IntermadiateBで止まってしまうアジア人が多かったです。
反対にPreIntermediateクラスから始まって、たった2週間でUpperIntermediateまで上がったフランス人もいました。
もちろんクラスのレベルが下がることもありますよ。
ヨーロッパの人は本当にあっという間にクラス上がっていきますね。だってしゃべるもん。
という事から分かるように、“上級クラスになる程日本人がいない”は本当だと思いました。
各クラスの国籍比率
各クラスの国籍比は、次のような感じでした。(体感です)
Beginer
日本70% アジア25% ヨーロッパ5%
Preintermediate
日本50% アジア45% ヨーロッパ5%
Intermediate
日本30% アジア50% ヨーロッパ10% 南米10%
UpperIntermediat
日本5% アジア10% ヨーロッパ35% 南米50%
Advance
日本5% アジア5% ヨーロッパ90%
BeginerとPreintermediateは、クラスになった事がないので見た感じです。
とりあえずほぼ日本人で、5~6人が他の国という時もありました。
どうして上級クラスに入れたか考えてみた

ここまで読んだみなさんは「Advanceクラスに入れるくらいなんだから、英語ペラペラなんだろうな」と思っているのではないでしょうか?
え?思ってないですか?(笑)
しかし残念ながら、全くペラペラではないです。
Beginerクラスでも私より文法出来る人がいると思うくらい、文法もぐちゃぐちゃで話しています。
自分でも本当に、なぜレベルが上がったクラスになったのか不思議でした。
運とか学校の事情とか言っちゃったらそこまでなので、自分なりに「なぜ一番上級レベルまでいけたのか」考えてみました。
1:Writingで難しい事を書きすぎない
週に1回あるテストですが、長文読解・文法・ライティングなど様々なパターンがあります。
私がいつもクラス上がる時は、Writtingのテストでした。
先生にも「りっぴは文法がしっかりできているね」と言われました。
理由:簡単な文章しか書かないから
他の人は、関係接続詞などを使って難しい文章を書いているのではないかなと思います。
難しいからこそ間違えてしまう事もありますよね。
しかし私は、かなり簡単な文章のみで書きます。(文法苦手すぎるので)
“簡単だから間違えない”→”文法がしっかり出来ている”と思われたのではないでしょうか。
2:質問する程度の積極性はあった
積極性が大事だと言われていますが、私もとても積極的で頑張っている人では無かったと思います。
ヨーロッパや南米の人達の積極性は、本当にすごいです!見習わなければ。
その人たちに比べたら全然話す方ではないですが、他の日本人に比べたら話す方だと思います。そのくらいの程度です。
皆がペラペラ話せてると思っているヨーロッパの人達は、実は結構文法がぐっちゃぐちゃだったりしますよね。
以前「Eat?」と聞かれてなんだろうと思ったら、「これから夜ご飯食べに行くけど一緒にいかない?」という意味でした。分かるわけない笑
でも、ヨーロッパの強みはその積極性と自信ですよね。それであっという間に英語を身につけてしまいます。
反対に、大半の日本人の強みは文法や単語力ではないかと思います。自信が無いと思っている人でも、出来ている方です。
だから、あまりたくさん話すわけじゃないけど、時々話す時に文法が綺麗だという事が目についたのではないでしょうか。
もちろん積極性に越した事はないけど、これがなかなか難しいんですよね…。
3ヶ月もモチベーションが維持できませんでした。【急募】モチベーション
分からなかったら聞く事や、疑問に思ったら先生を呼ぶ事、そのくらいの微々たる積極性なら3ヶ月でも頑張れました。
ただ分からないから聞いてただけなので、積極性と言っていいのか謎ですが(笑)
上のクラスに行きたいなら、どれだけ英語が出来ていたって先生がその事を知らなければ意味がないです。
逆にいえば、クラスのレベルを挙げるくらいなら、意外と簡単にできちゃうんじゃないかと思いました。
【結論】語学学校は行くべき?
いろいろ書きましたが、語学学校に3ヶ月行った感想はこちらです。
《語学学校3ヶ月は長すぎた。》
最後の1ヶ月は、ほぼ学校に行っていなかったです。(もったいない…。)
少しの期間通うなら新鮮味もあり、色々な国の人と友達になれてとても楽しいと思うのですが、3ヶ月となると、うーん…。
私だけかもしれませんが(>_<)
もしもう1回ワーホリ準備期間に戻って語学学校選びから始めるなら、「現地の学校でも見てみるか」くらいのノリで1ヶ月だけ学校行くかなと思います。

