私はMorayfield(モレイフィールド)の苺ファームで働いていました。
今回は、実際に毎日イチゴのパッキングをしていた経験をもとに、仕事内容をご紹介します。
プランティング・カッティングの仕事内容が知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事ストロベリーファームのお仕事紹介|Morayfield(モレイフィールド)
パッキングの仕事内容

その名の通り、苺をパックに詰めていく仕事です。
ピッカーの皆さんが採った苺を、綺麗な苺(1st)・その次に綺麗な苺(2nd)・小さすぎる苺(CUBE)・ゴミに分けて、それぞれのパックに詰めていきます。
詰め終わったら写真右側に写っている計量機で重さを測り、規定内の重さなら、その奥にあるベルトコンベアーに流します。
私たちの詰めた苺に問題がないかチェックされ、問題がなければそのまま出荷、問題があれば名前を呼ばれてやり直しさせられます。
体力的には楽ですが、このやり直し(苺の詰め直し)が精神的にきます。
パッキング始まったばかりの時は、泣く人もいたくらいでした。私はどちらかというと、悲しくなるよりイラっとしました。笑
パッキング始めた当初は、全てのパックをやり直しさせられるくらいの勢いだったので、本当つらかったです…。涙
自由にパッキングする場所を選べるなら、友達と近くの場所にして「ありえないー!」「またやり直しー!泣いた!」と話しながらするのがオススメです。笑
しかし、やり直しさせられ続けるのは最初の1週間程度だけなので、そこを乗り越えれば大丈夫だと思います。
1日の仕事時間は?

パッキング最初の時期はだいたい9:00~17:00、シーズン中は6:30~19:00で働きました。
また、私は辞めた後だったのですが、さらに苺爆発シーズン中は6:30~21:00くらいで働いていたそうです。
歩合制なので時間が長い分稼げるけど、みんなもうヘロヘロでしたよ(><)
週に1日お休みで、ときどき週2お休みになるのですが、そのお知らせが来たときはピッカー全員で拍手して喜んでいました。笑
パッキングの給料はいくら?
パッキングが始まったばかりの頃の給料をご紹介します。
各パックの値段
- 1st パック:17セント
- cubeパック:17セント
- 2ndパック:20セント
初めてのパッキング給料
- 月曜日 $39.76
- 火曜日 $77.22
- 水曜日 $110.3
- 木曜日 $108.29
- 金曜日 $159.13
- 土曜日 Day Off
- 日曜日 $138.97
1週間の合計は、$633.4(tax含)でした。日本円で50,000円くらいです。(1$=80円で計算)
週末に雨が降ったため週始めは苺が採れず、13時くらいには仕事が終わってたので全然稼げていません( ; ; )
後半はいい感じですね。稼げるか稼げないかは苺の状態にもよるのですが、平均週$600越えくらいでした。
ちなみに、私は日本人・香港人・台湾人の中では一番速くパッキングが出来ています。
韓国人は本当にみんな手が速いので、平均で私よりちょっと少ないくらい。
私は1日800パックくらいですが、トップパッカーは1日1400パックくらいしてます。
一体どんな手の動きをしているのでしょうか…?
パッキングとピッキングは、どっちがオススメ?
収穫シーズン前にファームのオーナーから、パッキング or ピッキングどちらにするか聞かれました。
どちらも未経験なので選びようがなく、ものすごく悩みました。
私個人の意見だったら、女の子にはパッキングをオススメします。
最初の1週間は本当に精神的につらいけど、慣れてきたら体力はいらないので楽です。
ピッキングはトロリーを使って苺の収穫をするのですが、シーズンになったら一人100トレーは採るそうです。

そうなると、トロリーだけでも重いのにさらに苺の重さも加わってトロリー押すだけで大変になるそうです。
ファームにもよると思いますが、私がいたファームではピッキングの方が稼げていました。
しかしピッキングだと外での作業なので、こんな綺麗な朝焼けが毎日見れます。

体力的にはキツイですが、オーストラリアの広大な空の下で働けるっていうのはいい経験だな〜と思ってました。
- ピッキング → 体力的にはキツイが大自然を感じられる
- パッキング → 体力的には楽で稼げるが工場内で暗い
「自分がオーストラリアでどんな事をしたいか」で決めるといいのではないかと思います。
日本にいたらなかなか出来ない仕事なので、大変な事もありますがワーホリだから出来る貴重な経験の一つだなと思いました(^^)

